[CONTENTS] 事例|隣接した新社屋への引越し支援・片づけ支援|ブロードリンク

隣接した新社屋への引越し支援・片づけ支援
小規模の引越しを[手間なく][安く]終わらすには!?

小規模の引越しを引越し業者に依頼して、「高い」「不要品を処分してくれない」と困ったことはないでしょうか?小規模であればより安く、より便利に使い勝手の良い引越し支援を当社は行っております。

本件では物流会社での小規模引越し費用を大幅に低減し、残置物処分も棚戻しも同時にご支援した解決事例をご紹介いたします。

業種: 大学共同利用機構法人
業種
詳細:
大学等の研究者と連携した国際基準の総合研究を推進する機構
従業員
数:
1,000名以上
拠点数: 50拠点以上
ご相談
内容:
隣接した新社屋引越し作業費が高く、請負内容も狭かった

  • ・隣接する建物への引越し作業費が高かった
  • ・移転を機に機密書類を処分したかった
  • ・不要となる什器も処分したかった

  • 近隣なら引越し業者より安価に
  • 二度と復元できない様に書類の溶解処分
  • 不要什器は主に廃棄処分

  • 小規模移転・引越し支援
  • 機密書類溶解
  • 産業廃棄物収集運搬・廃棄


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

今入っている研究施設に隣接する建物へ一部研究部門を移すことに。

10人程度の移動であったが、引越し業者に見積もりを依頼をすると、想定以上の金額でした。

移動を機に研究施設内の機密書類の処分もしたく、移動で不要となる什器や備品なども処分したかったようです。

引越し業者では機密書類の処分や、什器の処分を請け負っていないため、通常の引越し業者に依頼した場合には、お客様の手間と移動コストが大きな負担となるようでした。

解決のご提案

人数と対象物を確認し、段ボールを複数のサイズを100個ほど送付。

研究機関と云う事もあり本や書類が多く、移動と搬出のために書棚を解体して持ち運んでから移設することに。

保存期間の終了している機密書類は、提携している機密書類の溶解施設にて溶解処理後に証明書を発行。

移動させる家具や什器の他、不要となる什器類は、当社が買取出来る物は買取し、その他は廃棄処分とすることに。

2. 小規模移転の引越し支援

什器や書類などオフィスの大部分のモノをスタッフが移送

今回の引越しでは下記のことを御支援いたしました。

1. 資料や機密書類の箱詰めと移送
書類関連をまとめて頂くために、移送資材段ボールを100箱送付。追加で当日に50箱分を当社が箱詰め。

2. 什器類の移送
机や椅子、キャビネット等など、新社屋に持ち込む什器類をスタッフが運び出して、お客様が指定されたところに設置。

3. 個人荷物の移送
書類用段ボールとは別に個人の荷物を移送するために、通常の引越し業者と同様にサイズ違いの段ボールを送付し、スタッフが新社屋まで運び出し。

4. 書棚解体と組立て
移送する書棚を解体し、移送先で再度組み立て。本や書類を棚戻しするご支援も行いました。

5. リサイクル買取
不要になるスチールラック、ロッカーなどは鉄含有分が多いため、マテリアルとして買取。

6. 廃棄処分
机、椅子、書棚など40点程を処分。リサイクルセンターに移送し解体して最終処分場へ。その後マニフェストをお渡し。

3. 機密書類溶解

二度と復元できない紙の溶解処理

細断処理と違い、溶解処理は復元不可能な状態に処理する溶解処分となります。段ボール詰めした書類を開梱せずにそのまま提携している紙の溶解処分場に持込み、開封せずに溶解処分。溶解処理が完了したら、機密書類抹消の証明書を発行。

溶解処理は焼却のように二酸化炭素を排出することがなく、専用の釜内で液体と中の大型カッターで処理し、処理後の紙はリサイクル資源として循環されます。

本件では150箱分の機密書類を溶解処分。

4. お悩み解決支援の結果

引越し業者と同様に什器や荷物の移送を実施し、その上書類や什器類の処分を実施し、窓口が1社だったため、お客様の手間を大幅に低減。また、什器の解体から書類の箱詰め、書類の棚戻しなどもご支援いたしました。本件では引越し業者費用の半額で全ての作業を終了させたため、大幅のコスト低減となりました。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜小規模の移転時には〜

・荷物をスタッフが移送
・什器類の廃棄処分
・紙の溶解処分
・引越しのお手伝い

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. 解体工具・・・什器を解体する各種工具
2. 移送用段ボール・・・荷物や書類用
3. 溶解処分場・・・機密書類の溶解

溶解処分場とは

段ボール箱ごと溶解処理をするシステムです。溶解した紙類は製紙原料としてリサイクルされます。バインダーやクリアファイルは溶解処理中に分離・除去され、熱エネルギーとしてリサイクルします。

設備用途

保管期間の終わった機密書類や溜まった伝票などの溶解。

[CONTENTS] 事例|2フロアのレイアウト変更に伴う什器・PC移設のご支援|ブロードリンク

組織変更により2フロアのレイアウト変更。
簡単に什器とPCを移設するには!?

オフィスの移転や大きなフロアレイアウト変更時には、不要となる机や椅子、備品や各種什器類が必ず出てきます。これらを3種の処分方法を組み合わせることにより、処分費用を抑制することが可能です。

本件では事業所の本社統合に伴う移転により、合計6フロア分の処分費用を低減した解決事例をご紹介いたします。

業種: 証券業
業種
詳細:
地域密着・顧客密着を大切にし、情報処理に力を入れる証券会社
従業員
数:
1,000名以上
拠点数: 50拠点以上
ご相談
内容:
2フロアの大幅変更により、什器・情報機器類を移設したかった

  • ・業務が止まらないようにしたかった
  • ・週明けからすぐに稼動させたかった
  • ・不要となる什器類も大量に出る予定だった

  • レイアウト表を基にスタッフが移設作業
  • PC類はSE部隊が移送・再接続
  • 不要になった什器類は処分対応

  • 家具・什器移設
  • PC周辺機器接続・設定
  • オフィス不用品廃棄処分


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

1フロア400㎡はある本社10Fと12Fの事業部セクションの一部を統合するため、机や椅子、キャビネットなどのオフィス什器類とPCやプリンターなどの情報機器を移動、移設しなければならなりませんでした。

この事業部の移動・移設作業によって通常業務に滞りがないように、業者に物の移動から移設、再設定まで行いたかったようです。

また、本件に伴い不要となる什器類の処分もしなければなりませんでした。

それら什器の移動業者、PC類の移動・再設定業者、什器廃棄業者の3業者への依頼だと、コストが嵩み、困っておりました。

解決のご提案

レイアウト表を基にシールを張り付けて間違いのないように什器類を移動。移送経路には万が一がないように養生。PCやモニターは梱包して移設。

PC類は当社のキッティングを実施しているSE部門により、LANとプリンターなどの再設定。

定休日となる土日に作業を行い、週明けから従業員がすぐに使える状態にすることをご提案。

当日排出予定の不要什器類は、オフィス什器再販市場で需要のあるモノをリユース買取。再販市場で需要はないが、マテリアル(循環資源)として価値のあるモノはリサイクル買取。どちらでも需要のないモノは廃棄処分することに。

これらの作業により、通常は什器移動業者とPC類の移動・再設定業者、廃棄処分の3業者で行う事を当社のみで、作業コストの大幅な低減になることをお約束。

2. 家具什器の移設

家具・什器を当社スタッフが移設。不要什器は当社が処分。

先ず現地で担当者様と移動対象物と処分品を確認。

1. 対象物
什器と家具、PC、周辺機器、処分品の5区分に仕分け。PCやモニターは箱詰めして移動。解体組立しなければ移動できない什器を確認。解体した什器は移動後に組み立て。

2. 移動エリアの確認
レイアウト表を基にエリア毎に区切って、移動対象物毎に移動エリア場所のシールを貼りつけ。

3. 養生の確認
移動経路を調べ、移動時にオフィスと移動対象物を傷つけないように養生テープを貼付け。

本件では、机と椅子200セット、キャビネットや棚など50セットの什器類を10階から12階に運び出して移設いたしました。

また、不要となった什器類2,000㌔分ほどを回収し、リユース・リサイクル買取と廃棄処分を行うことに。

3. PC移設/周辺機器再接続

当社SE部門がPC移設後にLANとプリンターを再接続

PCとLANの抜栓はお客様ご自身で行う事となり、当社は情報機器を専用箱に梱包し移動させ、レイアウトに基づいて再設置。

キッティングが可能な当社のSE部隊が、移動したPCはスイッチングハブに新たにLANケーブルを接続し、移設したプリンターと共に計300台以上の移設と再設定を行いました。

オフィス什器類の移設に1日、PC類の移設再設定で1日の述べ2日間計14名で作業。

4. お悩み解決支援の結果

什器移設、PC類の移設・設定、什器処分と3業者に依頼するコストに比べ、格段にコストを低減いたしました。1社で行ったため管理が煩雑にならず、滞りなく完了させることが出来て、週明けから従業員がそのまま営業開始することが出来ました。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜レイアウト変更時の移設時に〜

・対象物を明確にする仕分け
・什器移動を当社スタッフが実施
・PC類の再設定を当社SE部門が実施
・不要な什器類は買取と廃棄処分でコスト低減

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. PC梱包材・・・PC移送用の専用梱包材
2. 解体工具・・・不要什器を解体撤去する各種工具
3. 移送と不要品処分トラック・・・移送用と産業廃棄物収集運搬輸送トラックの2種

産廃用のトラックとは

本件で使用した産廃用のトラックは下記。

アームロール車
予め廃棄物を”バッカン”と呼ばれる積荷台に投棄し、それを専用トラックで回収。
箱車トラック
箱型の荷室を備えたトラック。当社は1tバンから~最大10tの大型車両まで保有。

使用用途

・不用品処分時の積荷と移送
・バッカンによる不用品定期回収

[CONTENTS] 事例|6フロア分の移転残置物を3種の処分方法で片づけ支援|ブロードリンク

6フロア分の移転残置物を3種の処分方法で片づけ支援。処分費用を低減するその方法とは!?

オフィスの移転や大きなフロアレイアウト変更時には、不要となる机や椅子、備品や各種什器類が必ず出てきます。これらを3種の処分方法を組み合わせることにより、処分費用を抑制することが可能です。

その一例として事業所の本社統合に伴う移転により、合計6フロア分の処分費用を低減した解決事例をご紹介いたします。

業種: 鉄鋼業
業種
詳細:
高級金属製品・磁性材料・高級機能部品・電線材料の製造販売
従業員
数:
5,000名以上
拠点数: 20拠点以上
ご相談
内容:
事業編成により拠点の入れ替えが発生し、残置物を処分したかった

  • ・事業所と本社の残置物を処分したかった
  • ・1社で手早く処分を終わらせたかった
  • ・処分費用を低減したかった

  • 現地で対象物の確認と処分方法を即日確定
  • リサイクルセンターの活用
  • 3種の処分方法で費用低減

  • 不要品分別・評価
  • 不要品リユースリサイクル買取
  • 鉄・非鉄金属スクラップ買取
  • 産廃物収集運搬・廃棄


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

本社付近の事業所が本社に統合移転することとなり、事業所側と本社側が3フロアづつ退去する必要がありました。

統合でオフィス家具・什器類も新調することから、大量に出るオフィス不要品を処分する予定でした。

フロアを綺麗にするため、間仕切りやパーテーションを解体しなければならず、大量に出るオフィス什器類の売却品と廃棄品の仕分け業務や撤去作業を複数業者の管理に対して不安がありました。

解決のご提案

買取業者と廃棄業者の二つの業者へ依頼するところを、両方対応のできる当社に1本化。

現地調査からオフィスリユース什器再販市場で需要がある対象物を買取し、多少壊れている物であっても、修理可能な物は買取ることに。

リユース市場で需要のない物であっても、鉄含有物は資源として循環できることから、リサイクル(マテリアル)買取に。それ以外の物を廃棄処分として中間処理場で解体後に最終処分場で処分。

手早く安全に処分するために、事前調査で全てを確認し、撤去時の段取りをつけました。

2. 現地調査の結果

引越し前に現地調査し、対象物を確認し搬出作業方法を確定

売却品と廃棄品に分別して撤去して、買取から廃棄を煩雑になりやすい複数業者での管理ではなく、1社で手早く処理をしたいとの趣旨のご説明をいただき、現地で様々な事を確認。

1. 対象物の確認
メーカー名、状態、数、サイズ、重量などを確認いたします。

2. 搬出経路の確認
組み立て式の大型キャビネットや机などは、入口から搬出できないため、その場で解体も必要になります。

3. 養生箇所の確認
撤去時にどこも傷つけないように、どこに養生テープが必要なのか確認いたします。

4. 作業時間帯の確認
ご担当者から希望作業時間帯を確認し、ビル管理会社へ作業時間帯にエレベーターの使用や何基使用かどうかや、積荷する駐車場所などを確認します。

5. 作業方法と作業人数の確認
1~4の上記の事を踏まえて作業方法を確定させ、作業人数を確定させます。

本件では、引越し前に現地調査から、机、椅子を中心にキャビネット、ロッカー、ローパーティションなど処分品は1,100アイテム、什器の解体も含めた作業で計7日間の作業工程となりました。

3. 対象物の仕分け

片づけ費用を低減する非常に重要な3種の仕分け

当日の撤去作業では、下記に仕分け・分別する事になります。

1. リユース買取品
机・椅子・電話機・応接セットなど。オフィス什器再販市場でニーズのあるモノの他、キャスターがない椅子、鍵の無いロッカーなど部材が手に入れられるモノもリユース買取品に含まれます。

2. リサイクル買取品
キャビネットやロッカー。鉄製品はリサイクルに適しており、マテリアルとして買取。その他LANケーブルなども中は銅線が含まれている為、数が多い場合には資源買取品となります。

3. 廃棄処分品
木製家具やローパーティション。応接セット以外の木製オフィス家具は需要が少なく、ローパーティションもオフィスによりレイアウトが変わるためリユース市場での需要が低い品となります。また机や椅子などの劣化状態や再販需要がない時には廃棄処分対象となります。

本件では、主に下記の様になりました。

■ 机/椅子/電話機
リユース買取。約200アイテム。机と椅子はオフィスリユース市場で需要の高いオカムラ製と云う事もあり、リユース買取。

また、背もたれが故障している椅子や鍵無しキャビネットはリペアと鍵を購入出来るため、こちらもリユース買取に。

■ キャビネット/ロッカー/LANケーブル/PBX
リサイクル買取。約300アイテム。リユース市場で需要はないが、鉄が含まれている場合にはマテリアルとして再利用が出来ますので、リサイクル買取になります。またPBXなどは基盤のチップや金が含まれているため、こちらもリサイクル買取となりました。

■ 木製家具/ローパーティション/備品類
廃棄処分。合計600アイテム。その他備品含めて合計1,800kg。

4. お悩み解決支援の結果

3種の処分仕分けとそれぞれの処分方法により、処分費用を低減させ、更に買取業者と廃棄業者の2社に依頼する必要がなくなりました。処分スキームを1社にすることにより、手早く処分が可能となりました。

また、作業中には使わなくなって溜まっていた携帯電話(ガラケー)やPCやCD-RやUSBメモリーなど外部記憶媒体の処分も依頼され、データ消去処理を施し安全に処分。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜移転残置物の処分時には〜

・1社で手早く処分をさせるための現地調査
・残置物処分コストを低減する3種の仕分け
・廃棄物の安全な処分

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. 解体工具・・・什器を解体する各種工具
2. 各種トラック・・・不要品全てを積荷
3. リサイクルセンター・・・破砕/切断/圧縮/選別

リサイクルセンターとは

オフィス什器や産業廃棄物を解体処理する中間処理施設。

主な解体機器は下記。

破砕機・・・手作業で分別・不純物を取り除いたモノは専用の破砕機機で細かく砕きます。
切断機・・・金属以外の不用品を専用の切断機に投入し、内部の大型カッターで切断します。
圧縮機・・・金属類の資源物は専用のプレス機により圧縮され、再資源化先に運搬します。

設備用途

・不用品の計量
・不用品の解体
・不用品のマテリアル化

[CONTENTS] モノの処分方法 - 机と椅子|ブロードリンク

オフィスの机と椅子を適切に処分するには

身近にある机と椅子の処分にはどのようなポイントがあるのか!?

身近にあるオフィスの机と椅子。移転時やレイアウト変更時には必ずと言ってよいほど残置物となるのが今まで使っていた机と椅子かと思われます。処分を任されているご担当者様に安全に手間なく適切に、オフィスの机と椅子を処分するノウハウをご紹介いたします。

□机

  • 袖机
  • 平机
  • L字デスク
  • システムデスク
  • 長机 etc..

□椅子

  • 肘有り/肘無し椅子
  • 会議椅子
  • エグゼクティブ椅子
  • ソファー
  • パイプ椅子etc..

  • ・移転に伴って古い机と椅子を処分したい
  • ・レイアウト刷新により古いのを処分したい
  • ・使わなくなった机と椅子が溜まっている

  • 現地での対象物と回収方法の事前調査
  • 対象物と市場需要に合わせた3段階査定
  • 法的知識と許認可による処分時安全性

1.机と椅子は残置物の代表格

人気のあるメーカーは高値買取の可能性

身近にあるオフィスの机と椅子。移転時やレイアウト変更時には必ずと言ってよいほど残置物となるのが今まで使っていた机と椅子かと思われます。

机と椅子は保管場所を取るため、いち早く処分したい対象物となりますが、使用状態やメーカーによっては高値買取対象にもなるのが机と椅子です。

また、現地で組み立てた大型のデスクなどでは搬出が出来ないため、解体が必要であったり、稀にアスベストが使用されたりしている場合もあるので、専門業者の手助けが必要となる対象物でもあります。

2.手早く適切に処分するには

業者の現地調査と処分ノウハウが大切

オフィスの机や椅子、什器類の処分では再利用市場でニーズがなかった場合に廃棄処分となるため、マニフェストの発行などの法的対応も必要になります。

専門業者が先ずは現地調査に訪問し、対象となる机と椅子の現物の確認と搬出方法や処分方法も確認しますので、それにより売却額と処分費用が出ます。排出側は回収作業時間も含め業者と調整して適切かつ安全に処分を完了していくことになります。

業者による現地調査と処分に関するノウハウが適切かどうかが重要になりますので、業者選定が大切なポイントです。

3.処分フロー

事前確認と下調べが大切

4.処分業者選定には

廃棄は排出元の責任も問われます

先ずは処分対象となっている物の特徴と状態、数を確認し、信頼できる業者に依頼することです。

廃棄処分には排出元となる責任も問われることから、各種法的な許認可を受けていることを排出元が確認する必要があります。古物の売買に必要な古物商、産業廃棄物を収集し中間処理施設や最終処分場まで運搬する産業廃棄物収集運搬業の許認可がこれにあたります。

また、処分業者が自社でも中間処理施設を保有しているかどうかもポイントとなります。最終処分場は処分の最終段階となる廃棄ですが、中間処理施設は廃棄物の分別や粉砕によるリサイクル資源再生をしていますので、リサイクル買取も可能になるはずです。

これらの法的知識のある業者を選定するのは勿論のこと、買取と廃棄を同時に行える業者の場合、有価物と廃棄物の区分けを実施し、1社で全ての処分作業を請負えるために、排出元の手間とコストを大幅に圧縮することが可能です。

5.高値買取品とは

需要の高いメーカーがある

その時のリユース市場で需要がある物が処分時の売却前提になりますが、劣化状態や市場ニーズによりリユース買取、リサイクル買取、廃棄処分の3つの処分方法が現地調査の後に業者から示されることになりますが、会社のコンプライアンス規定も含め、希望は先ず最初に業者側にお伝えする方が良いと思われます。

■リユース買取
リユース市場では一般的に需要が高く買取値がつきやすいメーカー順として、オカムラ>イトーキ>ライオン>コクヨとされています。劣化状態やリユース市場での商品そのもののニーズや市場の在庫状況により買取出来るか決まります。

■リサイクル買取
リユース市場で需要がない場合であっても、処分対象物の鉄含有率が高い家具・什器は、リサイクル買取の対象になりやすい傾向があります。但し対象物の構造上、木と鉄を取り外せない混合物は廃棄処分の対象になります。

■廃棄処分
対象物の劣化が著しく、リユース・リサイクル市場で再利用価値がない場合には、最終処分場での廃棄処分となります。

また、処分時にはお客様側でも物量の把握をある程度していないと業者の言い値になりがちです。物量は回収後でも実数及び計量も可能ですので、きちんとした業者に先ずは依頼するところから処分作業が開始されると言っても過言ではありません。

6.処分費用は必要か!?

搬出作業費や車両費がかかる

対象物の買取とは別に処分費用は必ずかかるとお考えください。搬出作業費用の人工代、車両費がかかってしまいます。夜間や土日祝日の場合にはそこに特別な作業費用もプラスされてしまいます。

また、搬出作業費の中には耐震補強の連結の取り外し有無や、システムデスクなどの大型対象物はそのままでは搬出できないため、その場での解体作業費も含まれてきます。

一部の排出元では廃棄処分時にマニフェスト以外の証明も求める場合もあります。その場合には業者が資産番号を取得してから処分品の破壊画像を提出しています。

稀に現地調査時にアスベストが含まれた机が対象物にあった場合には、収集運搬が産業廃棄物収集運搬免許だけでは法律上請負いできないため、特別業者の手配費も含まれてきます。

7.撤去・回収方法

事前確認が当日の作業に左右される

■事前確認

・作業届け
ビル管理事務所への申請の有無。申請が必要ない場合には、排出元が業者と一緒になり搬出管理することになります。

・駐車場所
回収用のトラックを止めるための駐車スペースや高さを確認します。直接乗り付ける駐車上の天井が低い場合には平台トラックで積荷回収し、別の場所で箱車への地上積換えを行います。

・作業場所
組立大型廃棄物の場合、搬出ができずその場で解体作業を行う必要がありますので解体作業場所の確保が必要になります。

・搬出経路
エレベーターの有無やサイズ、対象物が入るか否か、何基使用可能かなどを確認します。これにより搬出経路の養生ポイントと解体の必要性や搬出作業人数が確定します。また、エレベーターを占有できない場合には混雑時間帯を確認した上で作業工程を組みます。

■当日作業

・養生
建物に傷をつけないよう養生テープやマスキングテープを貼付けます。

・撤去
耐震連結などがある場合には連結を外します。部材をオフィス内に持ち込んで組み立てたシステムデスクや、役員室・応接室で使用されている2~3mの重量のあるテーブルなどは天板を外して解体後に撤去します。

・輸送
リユース売却品は販売業者に届けられ、リサイクル処分品や廃棄処分物は中間処理施設にて計量後に処分作業を実施いたします。

その後、マニフェストや計量証明書などの手続き書類が業者から排出元に届けられます。

オフィスにある机や椅子の処分には対象物の物量やメーカーの確認と業者の事前確認がポイントになりますので、信頼できる処分業者と取り組むのが良いと思われます。