[CONTENTS] モノの処分方法 - スマートフォン|ブロードリンク

スマートフォンを適切に処分するには

営業用や社内端末用として導入したスマートフォンの処分ポイントとは!?

今や企業導入も6割を超えたと言われるスマートフォン。1機種目だと云う企業もまだ多く、切り替え時の処分方法が確定していないケースも数多くあります。そこで今回は法人企業のスマートフォン処分ポイントをお伝えいたます。

□iPhone

  • セルラーモデル
  • キャリアSIMモデル
  • SIMフリーモデル

□Androidなど

  • セルラーモデル
  • キャリアSIMモデル
  • SIMフリーモデル

  • ・端末が古くなったため交換したかった
  • ・システム入れ替えに伴い対応しうる機種にしたかった
  • ・キャリア返却せず不要な端末が溜まっていた

  • キャリアより高値買取
  • データも外観も所有者/企業名が特定できない処理
  • アクティベーションロックの端末は物理破壊

1.SIMフリー端末は高値買取

キャリア下取りはモデル毎の査定、業者は市場価格と状態で査定

企業で使用している端末の多くはiPhoneとAndroidの端末です。その中でも市場ではSIMフリーは需要が高いため、高値買取となります。

キャリア下取りの場合、一般的には機種とHDD容量により下取り金額が決まりますが、売却額としては法人専門買取業者が高い可能性があります。それは市場での適正価格と端末使用状態を確認して査定されるためです。当然機器自体の傷や物理ボタンの状態以外に、化粧箱や電源アダプター、イヤホンなど付属品の有り無しでも査定価格に反映されます。

また、データ消去を初期化で行った場合、削除できない領域も存在いたします。万が一にも個人情報や企業データが漏洩しないようにするには、業務用の専用消去ソフトが必要になりますので、企業端末の場合コンプライアンス上、その機材やセキュリティ体制を保有している業者に依頼するのが最適かと思われます。

2.処分時にはアクティベーションロックを必ず確認

解除しないとリユース買取ができない

iPhoneのアクティベーションロックは、iOS7から搭載されたセキュリティ機能の一つです。アクティベーションロックを解除する唯一の方法は、そのユーザーのAppleIDとパスワードを入力することです。アクティベーションロックががかかっている端末は買取業者では解除できません。起動して初期化もデータ消去も行えず、使用者以外の人が使うことが出来ない端末になってしまいますので、企業の資産管理上、担当者は管理しておきたいところです。

アクティベーションロックがかかっている端末は基本的に廃棄処分するしかなく、端末を解体してメモリー等に物理破壊処理を施しマニフェストを発行して処分することになります。但し、液晶画面や中の基盤等はリサイクル買取ができる可能性もありますので、買取り業者に確認するのが良いと思われます。

また、Android端末ではSDカードが入っていないか確認する必要もあります。中にSDカードが入っていた場合には、当社の場合お客様にご一報をしてご返却または、任意でカードの物理破壊を行います。

3.初期化では復元可能!?

消せない領域もある

iPhoneやAndroid™などのスマートフォンの内蔵メモリに蓄積された初期化(工場出荷状態に戻す)では消去できない利用データが含まれています。

業務用データ消去ソフトウェアの[Blancco Mobile]であれば、上書き1回以上の英国政府準拠方式や米国国防省規格などで消去を実施する他、iOSに特化した暗号化消去、Android端末に特化したファクトリーリセットなどを行います。これによりデータは初期化では消せない領域まで削除して復元をさせません。

本ソフトウェアで対応していないスマートフォン黎明期のOSの場合には、こちらも情報機器リユース・リサイクル協会が認定・推奨している業務用データ消去ソフト[Re-secure]と[Data Sweeper]なども使用いたします。

[Blancco Mobile]であれば、機種名・モデル・IMEIコード、ストレージ容量なども含めた消去ログデータを1台づつお客様に提出できますので、お客様の機器資産台帳と消去データを1台毎に紐づけた証明書を発行することも可能です。

4.処分フロー

回収方法、消去方法などを業者と調整

■1. 処分方法を確定させる
キャリアに下取りに出すか業者処分にするか確定させます。端末の一斉入れ替えであればキャリアは下取プランを用意している可能性があります。但し金額的には業者売却も視野に入れた方が良いかもしれません。また、キャリアに返却しない場合でも、情報機器端末は必ずデータ消去後に物理破壊処分と企業コンプライアンス上、決まっている企業様もおります。その場合には産廃契約締結し中間処分場で処分致します。データ消去が行えないため、お客様がご自身で出来うる初期化又は専門業者が訪問しデータ消去を行ってから、産廃物として収集いたします。

■2. アクティベーションロック/SDカードの確認をする
ビジネス用途でも国内市場ではiPhoneが多く使用されており、上記したアクティベーションロックされているか否かをご担当者様は確認することが売却の分かれ目になりますので、売却対象のiPhoneはアクティベーションロックを解除し、AndroidにSDカードが入ってるか否かも確認し、メーカー名、モデル名、記録媒体容量などの資産管理表も売却前に確認しておきます。

■3. 業者を選定する
法人対応の情報機器取扱いに対するセキュリティが確保されている業者か判断する必要があります。売却値段は適正かどうかも確認し、データ消去方法なども加味して業者を選定いたします。

■4. 見積もりを貰う
業者からの見積時には、機器の回収方法、データ消去方法なども確認しておくと良いと思われます。回収費用はかかりますが、企業の情報機器輸送に対してセキュリティを確保できる専用業者が好ましいです。直送する際には業者の検収台数と差異がないよう資産管理シートと現物の照らし合わせも必要な一手間となります。

■5. データ消去する
検品後、専門業者が専用ソフトを使ってデータを2度と復旧できないようデータ消去いたします。検品して起動しないスマートフォンは、中を開いてメモリー等を抜き出して物理破壊機で粉砕して処分します。

■6. 書類受理
該当機器のデータ消去証明書などを業者から受理して終了です。

[CONTENTS] 事例|最新相場に基づく査定でキャリア下取りより高値買取|ブロードリンク

最新相場に基づく査定でキャリア下取りより高値買取!! キャリア下取りより[高値売却]かつ[安全にデータ消去]を実施するには!?

スマートフォンのリプレイス時にキャリアの下取り価格に疑問をもったことはありませんか?機種と容量より買取金額が決定されているため、最新相場データとは乖離している場合がございます。

本件ではキャリアより高値で売却可能な手法と、業務用ソフトによるデータ消去の安全性をご紹介いたします。

業種: 情報通信業
業種
詳細:
大手金融機関の機関システム開発及び保守メンテナンスを実施
従業員
数:
500名以上
拠点数: 5拠点以上
ご相談
内容:
営業用端末の入れ替えが発生し、キャリア返却か売却か悩んでいた

  • ・導入と処分の費用を抑えたかった
  • ・キャリアの下取り価格が安かった
  • ・データ消去証明書も求められていた

  • リユース買取とリサイクル買取
  • 最新市場データに基づく買取価格
  • 1台1台のデータ消去ログ提出

  • スマートフォン買取
  • ソフトウェアデータ消去
  • 物理破壊消去


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

営業部のスマートフォン入れ替えが発生し、新端末との入れ替えでキャリア返却する予定でした。

キャリア返却の場合、データ消去に関する証明が何もなく、情報機器取扱いのコンプライアンス上、証明書も必要とされていました。

また、キャリアへ下取りしても売却益が見込まれず、新端末導入コストの補填にはならないことが判明し、そこでデータ消去証明書の発行と売却益が出る処分方法も探しておりました。

解決のご提案

リプレイス対象の使用端末であるAndroidとiOS端末の他、以前キャリアに下取りに出さずにいた不要端末も数種類保有していました。

それら端末の査定はキャリアが提示する機種毎の下取り提示額ではなく、当社は最新の買取市場から算出された買取価格を御提示。これによりデータ消去作業費を差し引いても売却益が出るようご提示。

モデル名やHDD容量などの詳細の機体識別やデータ消去は、モバイル専用の業務用データ消去ソフト「Blancco Mobile」にて実施。データ消去後には消去証明書の他、1台毎の消去ログも発行。

2. 市場適正価格での買取

市場に合わせて買取。買取値が付かないモノはリサイクル買取。

キャリアでは端末毎の下取額が決まっておりましたが、当社では最新市場と端末状態に合わせた形で査定。これによりキャリアの下取額より高く買取。

本件での買取対象商品
・iPhone
・Android
・Blackberry

但し、パスコードがかかっていてパスワードが不明なモノは解除ができず、リユース活用ができないため、リユース買取りではなく、マテリアルとしてリサイクル買取いたしました。

3. データ消去

初期化では消去できない領域も専用ソフトで完全消去

業務用のモバイル端末データ消去ソフトの「Blancco Mobile」は、中のデータを復元可能で消去していない領域が残る初期化とは違い、全てにランダム数値を書き込んで全体を消去する上書き消去を行っています。

企業や組織、メーカーや販売代理店における導入を想定して設計されている本専用ソフトは、消去ログも抽出して消去済みかどうかも判別するため、本消去ソフトを使用すれば前所有者データや企業データが復旧することはありません。

本ソフトにより製品名称やモデル名、機体シリアルナンバーなども抽出致しますので、お客様にはそれに加えて消去ログを後日お客様にご提出いたしました。

本件では、パスコードがかかっている端末もあったため、それらは中を取り出してメモリー等を物理破壊。物理破壊の証明として、機体シリアルナンバーとお客様の資産管理シールを識別できるようにして、破壊前と破壊後の物理破壊写真を撮影して提出。

その後に資産管理シールは綺麗に剥離し、外観からも前所有者と企業名が識別されることはありません。

4. お悩み解決支援の結果

懸念事項であるスマートフォンのデータ証明書を発行し、コンプライアンス上の問題を解決。また、買取においてもキャリアより高額買取となり新規端末導入費用を補填する形で低減致しました。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜企業のスマートフォン処分時には〜

・キャリアより高値買取
・起動できない端末でもリサイクル買取
・データが復旧できない専用ソフトの活用
・データ消去証明書の発行

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. Blancco Mobile・・・スマートデバイス及び情報機器の業務用データ消去ソフト
2. セキュリティ回収便・・・情報機器回収専用トラック

Blanccoとは

全世界の18の国や機関から製品認定や推奨を受けており、米国国防省規格をはじめ、22の消去方法を実装。各国の政府機関、法務当局、検証機関が求める厳しい要件をクリアしており、高いレベルでのコンプライアンスを実現します。

設備用途

情報機器のデータ消去。

[CONTENTS] 事例|隣接した新社屋への引越し支援・片づけ支援|ブロードリンク

隣接した新社屋への引越し支援・片づけ支援
小規模の引越しを[手間なく][安く]終わらすには!?

小規模の引越しを引越し業者に依頼して、「高い」「不要品を処分してくれない」と困ったことはないでしょうか?小規模であればより安く、より便利に使い勝手の良い引越し支援を当社は行っております。

本件では物流会社での小規模引越し費用を大幅に低減し、残置物処分も棚戻しも同時にご支援した解決事例をご紹介いたします。

業種: 大学共同利用機構法人
業種
詳細:
大学等の研究者と連携した国際基準の総合研究を推進する機構
従業員
数:
1,000名以上
拠点数: 50拠点以上
ご相談
内容:
隣接した新社屋引越し作業費が高く、請負内容も狭かった

  • ・隣接する建物への引越し作業費が高かった
  • ・移転を機に機密書類を処分したかった
  • ・不要となる什器も処分したかった

  • 近隣なら引越し業者より安価に
  • 二度と復元できない様に書類の溶解処分
  • 不要什器は主に廃棄処分

  • 小規模移転・引越し支援
  • 機密書類溶解
  • 産業廃棄物収集運搬・廃棄


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

今入っている研究施設に隣接する建物へ一部研究部門を移すことに。

10人程度の移動であったが、引越し業者に見積もりを依頼をすると、想定以上の金額でした。

移動を機に研究施設内の機密書類の処分もしたく、移動で不要となる什器や備品なども処分したかったようです。

引越し業者では機密書類の処分や、什器の処分を請け負っていないため、通常の引越し業者に依頼した場合には、お客様の手間と移動コストが大きな負担となるようでした。

解決のご提案

人数と対象物を確認し、段ボールを複数のサイズを100個ほど送付。

研究機関と云う事もあり本や書類が多く、移動と搬出のために書棚を解体して持ち運んでから移設することに。

保存期間の終了している機密書類は、提携している機密書類の溶解施設にて溶解処理後に証明書を発行。

移動させる家具や什器の他、不要となる什器類は、当社が買取出来る物は買取し、その他は廃棄処分とすることに。

2. 小規模移転の引越し支援

什器や書類などオフィスの大部分のモノをスタッフが移送

今回の引越しでは下記のことを御支援いたしました。

1. 資料や機密書類の箱詰めと移送
書類関連をまとめて頂くために、移送資材段ボールを100箱送付。追加で当日に50箱分を当社が箱詰め。

2. 什器類の移送
机や椅子、キャビネット等など、新社屋に持ち込む什器類をスタッフが運び出して、お客様が指定されたところに設置。

3. 個人荷物の移送
書類用段ボールとは別に個人の荷物を移送するために、通常の引越し業者と同様にサイズ違いの段ボールを送付し、スタッフが新社屋まで運び出し。

4. 書棚解体と組立て
移送する書棚を解体し、移送先で再度組み立て。本や書類を棚戻しするご支援も行いました。

5. リサイクル買取
不要になるスチールラック、ロッカーなどは鉄含有分が多いため、マテリアルとして買取。

6. 廃棄処分
机、椅子、書棚など40点程を処分。リサイクルセンターに移送し解体して最終処分場へ。その後マニフェストをお渡し。

3. 機密書類溶解

二度と復元できない紙の溶解処理

細断処理と違い、溶解処理は復元不可能な状態に処理する溶解処分となります。段ボール詰めした書類を開梱せずにそのまま提携している紙の溶解処分場に持込み、開封せずに溶解処分。溶解処理が完了したら、機密書類抹消の証明書を発行。

溶解処理は焼却のように二酸化炭素を排出することがなく、専用の釜内で液体と中の大型カッターで処理し、処理後の紙はリサイクル資源として循環されます。

本件では150箱分の機密書類を溶解処分。

4. お悩み解決支援の結果

引越し業者と同様に什器や荷物の移送を実施し、その上書類や什器類の処分を実施し、窓口が1社だったため、お客様の手間を大幅に低減。また、什器の解体から書類の箱詰め、書類の棚戻しなどもご支援いたしました。本件では引越し業者費用の半額で全ての作業を終了させたため、大幅のコスト低減となりました。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜小規模の移転時には〜

・荷物をスタッフが移送
・什器類の廃棄処分
・紙の溶解処分
・引越しのお手伝い

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. 解体工具・・・什器を解体する各種工具
2. 移送用段ボール・・・荷物や書類用
3. 溶解処分場・・・機密書類の溶解

溶解処分場とは

段ボール箱ごと溶解処理をするシステムです。溶解した紙類は製紙原料としてリサイクルされます。バインダーやクリアファイルは溶解処理中に分離・除去され、熱エネルギーとしてリサイクルします。

設備用途

保管期間の終わった機密書類や溜まった伝票などの溶解。

[CONTENTS] 事例|2フロアのレイアウト変更に伴う什器・PC移設のご支援|ブロードリンク

組織変更により2フロアのレイアウト変更。
簡単に什器とPCを移設するには!?

オフィスの移転や大きなフロアレイアウト変更時には、不要となる机や椅子、備品や各種什器類が必ず出てきます。これらを3種の処分方法を組み合わせることにより、処分費用を抑制することが可能です。

本件では事業所の本社統合に伴う移転により、合計6フロア分の処分費用を低減した解決事例をご紹介いたします。

業種: 証券業
業種
詳細:
地域密着・顧客密着を大切にし、情報処理に力を入れる証券会社
従業員
数:
1,000名以上
拠点数: 50拠点以上
ご相談
内容:
2フロアの大幅変更により、什器・情報機器類を移設したかった

  • ・業務が止まらないようにしたかった
  • ・週明けからすぐに稼動させたかった
  • ・不要となる什器類も大量に出る予定だった

  • レイアウト表を基にスタッフが移設作業
  • PC類はSE部隊が移送・再接続
  • 不要になった什器類は処分対応

  • 家具・什器移設
  • PC周辺機器接続・設定
  • オフィス不用品廃棄処分


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

1フロア400㎡はある本社10Fと12Fの事業部セクションの一部を統合するため、机や椅子、キャビネットなどのオフィス什器類とPCやプリンターなどの情報機器を移動、移設しなければならなりませんでした。

この事業部の移動・移設作業によって通常業務に滞りがないように、業者に物の移動から移設、再設定まで行いたかったようです。

また、本件に伴い不要となる什器類の処分もしなければなりませんでした。

それら什器の移動業者、PC類の移動・再設定業者、什器廃棄業者の3業者への依頼だと、コストが嵩み、困っておりました。

解決のご提案

レイアウト表を基にシールを張り付けて間違いのないように什器類を移動。移送経路には万が一がないように養生。PCやモニターは梱包して移設。

PC類は当社のキッティングを実施しているSE部門により、LANとプリンターなどの再設定。

定休日となる土日に作業を行い、週明けから従業員がすぐに使える状態にすることをご提案。

当日排出予定の不要什器類は、オフィス什器再販市場で需要のあるモノをリユース買取。再販市場で需要はないが、マテリアル(循環資源)として価値のあるモノはリサイクル買取。どちらでも需要のないモノは廃棄処分することに。

これらの作業により、通常は什器移動業者とPC類の移動・再設定業者、廃棄処分の3業者で行う事を当社のみで、作業コストの大幅な低減になることをお約束。

2. 家具什器の移設

家具・什器を当社スタッフが移設。不要什器は当社が処分。

先ず現地で担当者様と移動対象物と処分品を確認。

1. 対象物
什器と家具、PC、周辺機器、処分品の5区分に仕分け。PCやモニターは箱詰めして移動。解体組立しなければ移動できない什器を確認。解体した什器は移動後に組み立て。

2. 移動エリアの確認
レイアウト表を基にエリア毎に区切って、移動対象物毎に移動エリア場所のシールを貼りつけ。

3. 養生の確認
移動経路を調べ、移動時にオフィスと移動対象物を傷つけないように養生テープを貼付け。

本件では、机と椅子200セット、キャビネットや棚など50セットの什器類を10階から12階に運び出して移設いたしました。

また、不要となった什器類2,000㌔分ほどを回収し、リユース・リサイクル買取と廃棄処分を行うことに。

3. PC移設/周辺機器再接続

当社SE部門がPC移設後にLANとプリンターを再接続

PCとLANの抜栓はお客様ご自身で行う事となり、当社は情報機器を専用箱に梱包し移動させ、レイアウトに基づいて再設置。

キッティングが可能な当社のSE部隊が、移動したPCはスイッチングハブに新たにLANケーブルを接続し、移設したプリンターと共に計300台以上の移設と再設定を行いました。

オフィス什器類の移設に1日、PC類の移設再設定で1日の述べ2日間計14名で作業。

4. お悩み解決支援の結果

什器移設、PC類の移設・設定、什器処分と3業者に依頼するコストに比べ、格段にコストを低減いたしました。1社で行ったため管理が煩雑にならず、滞りなく完了させることが出来て、週明けから従業員がそのまま営業開始することが出来ました。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜レイアウト変更時の移設時に〜

・対象物を明確にする仕分け
・什器移動を当社スタッフが実施
・PC類の再設定を当社SE部門が実施
・不要な什器類は買取と廃棄処分でコスト低減

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. PC梱包材・・・PC移送用の専用梱包材
2. 解体工具・・・不要什器を解体撤去する各種工具
3. 移送と不要品処分トラック・・・移送用と産業廃棄物収集運搬輸送トラックの2種

産廃用のトラックとは

本件で使用した産廃用のトラックは下記。

アームロール車
予め廃棄物を”バッカン”と呼ばれる積荷台に投棄し、それを専用トラックで回収。
箱車トラック
箱型の荷室を備えたトラック。当社は1tバンから~最大10tの大型車両まで保有。

使用用途

・不用品処分時の積荷と移送
・バッカンによる不用品定期回収

[CONTENTS] 事例|6フロア分の移転残置物を3種の処分方法で片づけ支援|ブロードリンク

6フロア分の移転残置物を3種の処分方法で片づけ支援。処分費用を低減するその方法とは!?

オフィスの移転や大きなフロアレイアウト変更時には、不要となる机や椅子、備品や各種什器類が必ず出てきます。これらを3種の処分方法を組み合わせることにより、処分費用を抑制することが可能です。

その一例として事業所の本社統合に伴う移転により、合計6フロア分の処分費用を低減した解決事例をご紹介いたします。

業種: 鉄鋼業
業種
詳細:
高級金属製品・磁性材料・高級機能部品・電線材料の製造販売
従業員
数:
5,000名以上
拠点数: 20拠点以上
ご相談
内容:
事業編成により拠点の入れ替えが発生し、残置物を処分したかった

  • ・事業所と本社の残置物を処分したかった
  • ・1社で手早く処分を終わらせたかった
  • ・処分費用を低減したかった

  • 現地で対象物の確認と処分方法を即日確定
  • リサイクルセンターの活用
  • 3種の処分方法で費用低減

  • 不要品分別・評価
  • 不要品リユースリサイクル買取
  • 鉄・非鉄金属スクラップ買取
  • 産廃物収集運搬・廃棄


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

本社付近の事業所が本社に統合移転することとなり、事業所側と本社側が3フロアづつ退去する必要がありました。

統合でオフィス家具・什器類も新調することから、大量に出るオフィス不要品を処分する予定でした。

フロアを綺麗にするため、間仕切りやパーテーションを解体しなければならず、大量に出るオフィス什器類の売却品と廃棄品の仕分け業務や撤去作業を複数業者の管理に対して不安がありました。

解決のご提案

買取業者と廃棄業者の二つの業者へ依頼するところを、両方対応のできる当社に1本化。

現地調査からオフィスリユース什器再販市場で需要がある対象物を買取し、多少壊れている物であっても、修理可能な物は買取ることに。

リユース市場で需要のない物であっても、鉄含有物は資源として循環できることから、リサイクル(マテリアル)買取に。それ以外の物を廃棄処分として中間処理場で解体後に最終処分場で処分。

手早く安全に処分するために、事前調査で全てを確認し、撤去時の段取りをつけました。

2. 現地調査の結果

引越し前に現地調査し、対象物を確認し搬出作業方法を確定

売却品と廃棄品に分別して撤去して、買取から廃棄を煩雑になりやすい複数業者での管理ではなく、1社で手早く処理をしたいとの趣旨のご説明をいただき、現地で様々な事を確認。

1. 対象物の確認
メーカー名、状態、数、サイズ、重量などを確認いたします。

2. 搬出経路の確認
組み立て式の大型キャビネットや机などは、入口から搬出できないため、その場で解体も必要になります。

3. 養生箇所の確認
撤去時にどこも傷つけないように、どこに養生テープが必要なのか確認いたします。

4. 作業時間帯の確認
ご担当者から希望作業時間帯を確認し、ビル管理会社へ作業時間帯にエレベーターの使用や何基使用かどうかや、積荷する駐車場所などを確認します。

5. 作業方法と作業人数の確認
1~4の上記の事を踏まえて作業方法を確定させ、作業人数を確定させます。

本件では、引越し前に現地調査から、机、椅子を中心にキャビネット、ロッカー、ローパーティションなど処分品は1,100アイテム、什器の解体も含めた作業で計7日間の作業工程となりました。

3. 対象物の仕分け

片づけ費用を低減する非常に重要な3種の仕分け

当日の撤去作業では、下記に仕分け・分別する事になります。

1. リユース買取品
机・椅子・電話機・応接セットなど。オフィス什器再販市場でニーズのあるモノの他、キャスターがない椅子、鍵の無いロッカーなど部材が手に入れられるモノもリユース買取品に含まれます。

2. リサイクル買取品
キャビネットやロッカー。鉄製品はリサイクルに適しており、マテリアルとして買取。その他LANケーブルなども中は銅線が含まれている為、数が多い場合には資源買取品となります。

3. 廃棄処分品
木製家具やローパーティション。応接セット以外の木製オフィス家具は需要が少なく、ローパーティションもオフィスによりレイアウトが変わるためリユース市場での需要が低い品となります。また机や椅子などの劣化状態や再販需要がない時には廃棄処分対象となります。

本件では、主に下記の様になりました。

■ 机/椅子/電話機
リユース買取。約200アイテム。机と椅子はオフィスリユース市場で需要の高いオカムラ製と云う事もあり、リユース買取。

また、背もたれが故障している椅子や鍵無しキャビネットはリペアと鍵を購入出来るため、こちらもリユース買取に。

■ キャビネット/ロッカー/LANケーブル/PBX
リサイクル買取。約300アイテム。リユース市場で需要はないが、鉄が含まれている場合にはマテリアルとして再利用が出来ますので、リサイクル買取になります。またPBXなどは基盤のチップや金が含まれているため、こちらもリサイクル買取となりました。

■ 木製家具/ローパーティション/備品類
廃棄処分。合計600アイテム。その他備品含めて合計1,800kg。

4. お悩み解決支援の結果

3種の処分仕分けとそれぞれの処分方法により、処分費用を低減させ、更に買取業者と廃棄業者の2社に依頼する必要がなくなりました。処分スキームを1社にすることにより、手早く処分が可能となりました。

また、作業中には使わなくなって溜まっていた携帯電話(ガラケー)やPCやCD-RやUSBメモリーなど外部記憶媒体の処分も依頼され、データ消去処理を施し安全に処分。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜移転残置物の処分時には〜

・1社で手早く処分をさせるための現地調査
・残置物処分コストを低減する3種の仕分け
・廃棄物の安全な処分

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. 解体工具・・・什器を解体する各種工具
2. 各種トラック・・・不要品全てを積荷
3. リサイクルセンター・・・破砕/切断/圧縮/選別

リサイクルセンターとは

オフィス什器や産業廃棄物を解体処理する中間処理施設。

主な解体機器は下記。

破砕機・・・手作業で分別・不純物を取り除いたモノは専用の破砕機機で細かく砕きます。
切断機・・・金属以外の不用品を専用の切断機に投入し、内部の大型カッターで切断します。
圧縮機・・・金属類の資源物は専用のプレス機により圧縮され、再資源化先に運搬します。

設備用途

・不用品の計量
・不用品の解体
・不用品のマテリアル化

[CONTENTS] モノの処分方法 - 机と椅子|ブロードリンク

オフィスの机と椅子を適切に処分するには

身近にある机と椅子の処分にはどのようなポイントがあるのか!?

身近にあるオフィスの机と椅子。移転時やレイアウト変更時には必ずと言ってよいほど残置物となるのが今まで使っていた机と椅子かと思われます。処分を任されているご担当者様に安全に手間なく適切に、オフィスの机と椅子を処分するノウハウをご紹介いたします。

□机

  • 袖机
  • 平机
  • L字デスク
  • システムデスク
  • 長机 etc..

□椅子

  • 肘有り/肘無し椅子
  • 会議椅子
  • エグゼクティブ椅子
  • ソファー
  • パイプ椅子etc..

  • ・移転に伴って古い机と椅子を処分したい
  • ・レイアウト刷新により古いのを処分したい
  • ・使わなくなった机と椅子が溜まっている

  • 現地での対象物と回収方法の事前調査
  • 対象物と市場需要に合わせた3段階査定
  • 法的知識と許認可による処分時安全性

1.机と椅子は残置物の代表格

人気のあるメーカーは高値買取の可能性

身近にあるオフィスの机と椅子。移転時やレイアウト変更時には必ずと言ってよいほど残置物となるのが今まで使っていた机と椅子かと思われます。

机と椅子は保管場所を取るため、いち早く処分したい対象物となりますが、使用状態やメーカーによっては高値買取対象にもなるのが机と椅子です。

また、現地で組み立てた大型のデスクなどでは搬出が出来ないため、解体が必要であったり、稀にアスベストが使用されたりしている場合もあるので、専門業者の手助けが必要となる対象物でもあります。

2.手早く適切に処分するには

業者の現地調査と処分ノウハウが大切

オフィスの机や椅子、什器類の処分では再利用市場でニーズがなかった場合に廃棄処分となるため、マニフェストの発行などの法的対応も必要になります。

専門業者が先ずは現地調査に訪問し、対象となる机と椅子の現物の確認と搬出方法や処分方法も確認しますので、それにより売却額と処分費用が出ます。排出側は回収作業時間も含め業者と調整して適切かつ安全に処分を完了していくことになります。

業者による現地調査と処分に関するノウハウが適切かどうかが重要になりますので、業者選定が大切なポイントです。

3.処分フロー

事前確認と下調べが大切

4.処分業者選定には

廃棄は排出元の責任も問われます

先ずは処分対象となっている物の特徴と状態、数を確認し、信頼できる業者に依頼することです。

廃棄処分には排出元となる責任も問われることから、各種法的な許認可を受けていることを排出元が確認する必要があります。古物の売買に必要な古物商、産業廃棄物を収集し中間処理施設や最終処分場まで運搬する産業廃棄物収集運搬業の許認可がこれにあたります。

また、処分業者が自社でも中間処理施設を保有しているかどうかもポイントとなります。最終処分場は処分の最終段階となる廃棄ですが、中間処理施設は廃棄物の分別や粉砕によるリサイクル資源再生をしていますので、リサイクル買取も可能になるはずです。

これらの法的知識のある業者を選定するのは勿論のこと、買取と廃棄を同時に行える業者の場合、有価物と廃棄物の区分けを実施し、1社で全ての処分作業を請負えるために、排出元の手間とコストを大幅に圧縮することが可能です。

5.高値買取品とは

需要の高いメーカーがある

その時のリユース市場で需要がある物が処分時の売却前提になりますが、劣化状態や市場ニーズによりリユース買取、リサイクル買取、廃棄処分の3つの処分方法が現地調査の後に業者から示されることになりますが、会社のコンプライアンス規定も含め、希望は先ず最初に業者側にお伝えする方が良いと思われます。

■リユース買取
リユース市場では一般的に需要が高く買取値がつきやすいメーカー順として、オカムラ>イトーキ>ライオン>コクヨとされています。劣化状態やリユース市場での商品そのもののニーズや市場の在庫状況により買取出来るか決まります。

■リサイクル買取
リユース市場で需要がない場合であっても、処分対象物の鉄含有率が高い家具・什器は、リサイクル買取の対象になりやすい傾向があります。但し対象物の構造上、木と鉄を取り外せない混合物は廃棄処分の対象になります。

■廃棄処分
対象物の劣化が著しく、リユース・リサイクル市場で再利用価値がない場合には、最終処分場での廃棄処分となります。

また、処分時にはお客様側でも物量の把握をある程度していないと業者の言い値になりがちです。物量は回収後でも実数及び計量も可能ですので、きちんとした業者に先ずは依頼するところから処分作業が開始されると言っても過言ではありません。

6.処分費用は必要か!?

搬出作業費や車両費がかかる

対象物の買取とは別に処分費用は必ずかかるとお考えください。搬出作業費用の人工代、車両費がかかってしまいます。夜間や土日祝日の場合にはそこに特別な作業費用もプラスされてしまいます。

また、搬出作業費の中には耐震補強の連結の取り外し有無や、システムデスクなどの大型対象物はそのままでは搬出できないため、その場での解体作業費も含まれてきます。

一部の排出元では廃棄処分時にマニフェスト以外の証明も求める場合もあります。その場合には業者が資産番号を取得してから処分品の破壊画像を提出しています。

稀に現地調査時にアスベストが含まれた机が対象物にあった場合には、収集運搬が産業廃棄物収集運搬免許だけでは法律上請負いできないため、特別業者の手配費も含まれてきます。

7.撤去・回収方法

事前確認が当日の作業に左右される

■事前確認

・作業届け
ビル管理事務所への申請の有無。申請が必要ない場合には、排出元が業者と一緒になり搬出管理することになります。

・駐車場所
回収用のトラックを止めるための駐車スペースや高さを確認します。直接乗り付ける駐車上の天井が低い場合には平台トラックで積荷回収し、別の場所で箱車への地上積換えを行います。

・作業場所
組立大型廃棄物の場合、搬出ができずその場で解体作業を行う必要がありますので解体作業場所の確保が必要になります。

・搬出経路
エレベーターの有無やサイズ、対象物が入るか否か、何基使用可能かなどを確認します。これにより搬出経路の養生ポイントと解体の必要性や搬出作業人数が確定します。また、エレベーターを占有できない場合には混雑時間帯を確認した上で作業工程を組みます。

■当日作業

・養生
建物に傷をつけないよう養生テープやマスキングテープを貼付けます。

・撤去
耐震連結などがある場合には連結を外します。部材をオフィス内に持ち込んで組み立てたシステムデスクや、役員室・応接室で使用されている2~3mの重量のあるテーブルなどは天板を外して解体後に撤去します。

・輸送
リユース売却品は販売業者に届けられ、リサイクル処分品や廃棄処分物は中間処理施設にて計量後に処分作業を実施いたします。

その後、マニフェストや計量証明書などの手続き書類が業者から排出元に届けられます。

オフィスにある机や椅子の処分には対象物の物量やメーカーの確認と業者の事前確認がポイントになりますので、信頼できる処分業者と取り組むのが良いと思われます。

[CONTENTS] 事例|回収サービスフル活用で全国2万拠点のPC処分|ブロードリンク

システムの入れ替えに伴って、期間内に全国拠点の回収・処理を適切に対応するには?

回収サービスのフル活用で全国2万拠点のPC処分

基幹システムの入れ替えによって、拠点のクライアントPCを全て入れ替えすることとなる場合もあるかと思われます。拠点数が多い場合には、各拠点との調整と物流調整を管理するのは困難が伴います。

拠点の多い場合一例として、20,000拠点の全国入れ替えプロジェクトを実施した郵便事業会社の解決事例をご紹介いたします。

業種: 陸運業
業種
詳細:
全国の市町村から郵送物を預かり配達する郵便事業会社
従業員
数:
10,000名以上
拠点数: 10,000拠点以上
ご相談
内容:
基幹システムの入れ替えに伴う全国の拠点にあるPC類の処分

  • ・入れ替えに伴い、旧PCを処分したかった
  • ・拠点が多く調整が困難だった
  • ・拠点直送させて保管する場所もなかった

  • PC専門の全国回収物流網を構築
  • 事務代行のコールセンターを設置
  • テクニカルセンターで安全に素早く処理

  • 全国拠点PC回収/買取
  • 事務代行
  • データ消去
  • リサイクル(プリンター)


1.ご状況と支援内容

お客様のご状況

1年後に基幹システムの入れ替える事となり、全国の拠点にあるPCを新しい基幹システムに対応させるため、古いPCを処分することとなりました。

倉庫を確保して古いPCを全国各地からPCを直送し、処分まで保管することを検討しましたが、倉庫の確保と管理コストが合わず新たな処分方法を模索していました。

それ以外にも直送時の紛失や情報漏洩のセキュリティに対するリスクや、拠点毎に送られてきたPCと資産管理リストとの照らし合わせ、そこからのデータ消去、全拠点との回収の事務的な連絡・調整を徹底するにも、拠点数が2万と多すぎて管理が煩雑にならないか?など課題が山積していたようです。

解決のご提案

全国計2万拠点に訪問し1年間で回収・処理するには、1日に約55拠点に回収漏れもなく、適切かつ安全に訪問回収する必要がありました。

適切に回収訪問するには、全国各地の拠点への回収調整を担当するコールセンターと、物流を調整・管理するスペシャルチームを設置することで各拠点との回収調整は可能でした。

安全に全てを期間内に回収するには、荷台監視カメラやGPS管理、セキュリティカーゴでPCを積荷し、セキュリティ対策を施した自社便と回収スタッフで訪問する他、全国のエリア毎にPCのセキュリティ回収に対応している物流会社と全国回収物流網を構築することをご提案。

大量のPCを管理保管・データ消去を適切に期間内に行うには、最大規模のテクニカルセンターで実施する必要があり、エリア毎に回収したPCを東西を繋ぐ物流で本部TCに集約。

リスト照合と検収、データ消去。月毎にリスト照合結果とデータ消去証明書を事務代行チームが本社側に提出することをご提案。

2.【解決作業】事務代行サービス

各拠点との調整を行うコールセンターと物流を調整・管理するオペレーション

事務代行サービスにより適切に全国対応

全ての拠点へ回収時の引渡し方法や日時の調整、拠点からのご相談を受けるコールセンターを設置し日々対応。

期間内に適切に回収訪問するために、物流を調整・管理を行う物流オペレーションチームを設置。事務代行を行うコールセンターと物流オペレーションが連携し、拠点への回収スケジュールを調整。拠点訪問する物流は、拠点から指定された駐車スペースや回収した搬出経路を予め共有しているため、回収漏れもなく問題が生じることを未然に防止。

この回収体制により1年間かけて2万拠点からノートPC約83,000台、プリンター約40,000台を回収。

その他、回収時と回収後の数量確認書・検品報告資料など、お客様の要望に沿った各種資料提出の他、データ消去作業完了報告書を全数・全拠点分を月毎に提出。

事務代行サービスとは・・・

手間のかかるリスト作成やリスト照合、回収拠点への連絡や報告書等の事務手続きを企業担当者様に代わって行います。

3.【解決作業】物流とテクニカルセンターの安全性

セキュリティ便による回収と安全に保管し適切に処理するテクニカルセンター

セキュリティレベルを高める物流・データ消去室

GPS・荷台監視カメラを装備した自社物流で全国に訪問。PCを錠前が付いたセキュリティカーゴに積荷して回収。

エリア毎に提携している物流会社には、PCの取扱についての知見と経験があり、当社のセキュリティカーゴを貸出し、用意した回収マニュアルに沿って回収。

回収したPC類を東京の本部テクニカルセンターに集約する為、東西を繋ぐ物流便に載せ替えして大型のセキュリティ便で安全に輸送。

各セクション毎にセキュリティ区分されたテクニカルセンターは、データ消去室に最高度のセキュリティ区分を設けており、指紋認証で登録された担当だけが入室を許されているデータ消去室で各国政府機関が使用している最高峰の業務用消去ソフトウェアによる「3回上書き消去」で安全にデータを消去。

お客様の資産管理シールも剥離し、どこにもお客様情報の痕跡を残さない処理を実施。

PCデータ消去サービスとは・・・

米国国防省の消去規格をはじめとするデータ消去の世界標準8規格を含む、全13消去規格と国内データ消去ガイドラインに完全準拠した業界最高水準のデータ完全消去サービスを提供しております。

4.お悩み解決支援の結果

全国各地の拠点に訪問回収する物流オペレーションと、拠点との回収調整を行う事務オペレーションを設置して連携させたため、回収漏れも情報漏洩も現地での混乱もなくお客様の問題を解決。

お客様側は拠点管理も機器管理も自前で行おうとしていたところ、当社からの各種報告書を確認する事がメインとなり、手間とリスクを最大限削減できたため、期間内の回収・処分プロジェクトが完遂できました。

5.当社[活業]ご支援ポイント

〜大規模な回収時には〜

・事務を代行する買取回収の事務代行
・拠点との調整オペレーション
・物流を調整するオペレーション
・全国エリア回収の物流ネットワーク
・セキュリティ回収便
・最高セキュリティ区分された専用データ消去室

6.使用した専用機材や車両、設備類

1. セキュリティカーゴ・・・PCの集積
2. セキュリティトラック・・・PCの輸送
3. データ消去ソフト・・・HDD上書き消去

テクニカルセンターとは

リユース買取の回収・再生処理拠点であるテクニカルセンターを日本全国各エリアに設置。なかでも再生の中心拠点である東京の本部テクニカルセンターは2000坪を超える敷地に業界最大規模の処理能力を有し、お客様の大切なデータをお預かりするにあたり万全のセキュリティ体制を備えています。

設備用途

・PC/サーバデータ消去
・スマートデバイス/各種メディアデータ消去
・HDD物理破壊
・HDD/メディア磁気破壊
・キッティング/クローニング
・修理
・情報機器保管
・リユースPC販売/リユースPCレンタルセットアップ

[CONTENTS] 事例|データセンター移転に伴った全アイテム消去と撤去処分|ブロードリンク

データセンター内のすべての情報機器類と什器類を安全に撤去・処理するには?

データセンター移転に伴った全アイテム消去と撤去処分

データーセンターには、サーバーシステム一式、バックアップメディアなど多数の機密情報が入っているため、万が一もないようデータ消去して処分をする必要があります。

その例として、データセンター統合移転時に全ての情報機器と什器類をどのように安全に同時に処分したか、ある保険会社での事例をご紹介いたします。

業種: 保険業
業種
詳細:
国内有数のシェアを有する損害保険会社
従業員
数:
10,000名以上
拠点数: 500拠点以上
ご相談
内容:
データセンター移転統合に伴うサーバールーム撤去

  • ・不要となる情報機器全てを処分したかった
  • ・サーバールームの什器類も処分したかった
  • ・高セキュリティ・短期間で処理したかった

  • サーバー、情報機器1万点のデータ消去
  • オフィス家具、什器はリサイクル回収
  • 対象物、作業毎のチーム編成で対応

  • サーバーアンマウント/撤去
  • サーバー/PCデータ消去
  • 光学/フラッシュメモリ破壊
  • 磁気破壊/物理破壊
  • 什器撤去/リサイクル
  • 情報機器/什器廃棄


1.ご状況と支援内容

お客様のご状況

サーバー600台とバックアップメディア数千本が保管されているデータセンターの統合移転が決定され、サーバーシステム一式、PC、磁気メディアなど複数のサーバールームにある情報機器の大半を処分する必要がありました。

データセンターの情報機器処分には高いセキュリティレベルが求められており、対象数も約10,000点と多いことから、どのような処理をすれば高いセキュリティレベルで短期間で全てを処理できるか思案しておりました。

また、統合移転のため、サーバールームにある机・椅子・OAラック、バックアップメディアを保管してる大型のオートラックなども撤去して処分することとなっていました。

解決のご提案

サーバー消去の世界標準規格でもある各国政府認定の消去ソフト「Blancco」を使用したソフトウェア消去を先ずは実行し、その後に専用機器で記録媒体にドリルで穴を開けて物理的に破壊する事をご案内。

バックアップメディアのテープ類やLTO等の磁気メディアは、磁気破壊装置で強磁場を照射してデータを破壊。その後に物理破壊する二重消去をご案内。RAID構成などで使用していたHDDはHDDを抜き出してデュプリケーターでソフトウェア消去後にこちらも二重消去となる物理破壊をご提案。

情報機器全ての製品シリアルを取得してから作業を実施し、破壊前と破壊後の写真を撮影して提出する事もご提案。

サーバーラックや机、椅子、メディアを保管していたオートラックなどサーバールームにある什器類は撤去・解体後、回収してリサイクルセンターで処分することに。

サーバーアンマウント部隊・カテゴリ毎のデータ消去部隊・撤去搬出部隊を同時に稼動させ、1週間で終了させる予定としました。

2.【解決作業】ワンストップ処分

データセンター内の情報機器とオフィス什器をすべて処分

移転時の処分ワンストップソリューション

お客様が管理している機器リストを頂き、ソフトウェアによるデータ消去が必要なサーバー・HDDのデータ容量と接続インターフェースを確認し、メイン機器のデータ消去時間を算出。

これに加え、二重消去分のHDDやテープメディアなど磁気破壊と物理破壊消去作業を合わせて全記録媒体の合計データ消去時間を算出し、完了工程時間を確定させ作業を開始。

サーバーにはストレージ、スイッチ、ハブ、UPSも含まれており、データ消去後のアンマウント時にラックと一緒に全てを撤去。

サーバーラックの他、作業に使用していたテーブルや椅子、メディアを保管する大型のオートラックやキャビネットなど什器類も撤去。大型の什器はその場で解体して搬出。

廃棄する什器類は回収後リサイクルセンターにてリサイクル処理を施しマニュフェストを発行。

情報機器とオフィス不要品のワンストップ同時処分サービスとは・・・
情報機器と不要品を一気通貫で同時に処分いたします。情報機器は全国の拠点訪問回収からデータ消去、買取を事務代行まで含めて実施いたします。オフィス家具や什器類は撤去解体し、三段階資産評価によりリユース・リサイクル買取と廃棄処分をいたします。

3.【解決作業】サーバー含め全アイテムのデータ消去

各種世界基準のデータ消去手法で全ての記録媒体に対応

オンサイト(現場)で安全に二重データ消去

【サーバー】
サーバーのドライブにアメリカ国防省・NATOなど、各国の政府機関・公的機関などから認定を受けている「blancco」をインストールし、サーバー内部から上書き消去。消去後にHDD専用物理破壊機を使用しHDDに穴を開けて物理的に破壊。

【PC】
HDDを抜出してオンサイト用の高速デュプリケーターにより、
1度で同時に6台分のデータを消去。その後サーバー同様に物理破壊機により破壊。

【バックアップメディア・USBフラッシュ等】
LTOやテープメディアなどは直流強磁場を照射して、記録しているデータを一瞬で破壊。磁気消去破壊の証明は機器を稼働させないとわからないため、磁気消去後に物理破壊も実施し、破壊前と破壊後の写真も提出。フラッシュメモリは専用粉砕機を使用し粉々に粉砕してデータを破壊。

オンサイトデータ消去サービスとは・・・
お客様の事務所や倉庫・データセンター内など、出張でのデータ消去作業にも応じます。オンサイト(現地)での作業によりお客様の目の前でデータを消去する事で、運送中の事故などのリスクを軽減し、より上位レベルでのセキュリティを実現します。

4.お悩み解決支援の結果

高いセキュリティレベルのデータ消去をご要望されていたため、オンサイトでソフトウェア消去後に物理破壊・磁気消去を実施いたしました。サーバーのデータ消去チーム、磁気破壊チーム、物理破壊チーム、撤去・解体・搬出部隊のチーム編成により、7日間で10,000アイテムの処分を完了いたしました。

万が一もないデータ消去方法と、サーバールームの情報機器類とオフィス家具・什器の同時処理を行ったため、対象物毎の業者選定や日程の調整、見積・発注業務、作業全般においてお客様の手間を大幅に削減させ、短期間でサーバールームにあるモノ全てを処分出来たため、移転統合作業に集中して頂くことが出来ました。

5.当社[活業]ご支援ポイント

〜全ての情報機器の安全な処分・什器を撤去するには〜

・対象物毎、作業毎のチーム編成
・対応が難しいサーバーデータ消去とアンマウント撤去
・記録媒体に応じたデータ消去
・情報機器とオフィス不要品の同時処分

6.使用した専用機材や車両、設備類

1.データ消去ソフト「Blancco」・・・サーバー/PCデータ消去
2.デュプリケーター・・・HDDデータ消去
3.磁気破壊機・・・磁気テープメディア破壊
4.物理破壊機・・・HDD破壊
5.メディア粉砕機・・・USBフラッシュ等を粉砕

磁気破壊機とは

専用装置にて直流強磁場を瞬間照射し、HDD等の磁気記録媒体に記録されているデータを一瞬で完全破壊します。

主な対象物

・CD/DVDなどの光学メディア
・USBフラッシュなどのフラッシュメディア
・FDDやLTOなどの磁気メディア

[CONTENTS] 動画|HDD物理破壊機|ブロードリンク

HDD物理破壊機

テクニカルセンターとオンサイト(現場)でHDDを物理破壊する際に使用する機材をご紹介致します。

使用用途

2度と使えない様にHDDを物理的に破壊する専用機械です。
内蔵されたドリルにより2~3tの圧力をかけHDDに穴を開け貫通破壊いたします。
通電しない等、データ消去ソフトで対応できないPCからHDDを1台1台抜き出して物理的に破壊いたします。
リユース買取でなくなるため、PC買取金額は下がりますが、2度と使えなくしたいご要望に応える専用機器となります。

[CONTENTS] 動画|PC回収|ブロードリンク

パソコン回収便の動画

セキュリティトラックとセキュリティカーゴを使用した回収方法

使用用途

回収エリアは日本全国。
パソコン回収時にはスタッフでも開錠できない鍵付きセキュリティカーゴを導入しております。
荷台に監視カメラを設置し、現在地を確認できるGPS車両追尾システムとドライブレコーダーによる走行映像録画や走行履歴を管理。
厳重なセキュリティ体制の官公庁・金融機関などへの回収実績も豊富な自社スタッフが回収いたします。